RTP (リン酸ルビジウムチタニル – RbTiOPO4) は、現在、低いスイッチング電圧が必要な場合に常に電気光学アプリケーションに広く使用されている材料です。
RTP (リン酸ルビジウムチタニル – RbTiOPO4) は、非線形および電気光学アプリケーションで使用される KTP 結晶の同形体です。より高い損傷閾値 (KTP の約 1.8 倍)、高い抵抗率、高い繰り返し率、吸湿性や圧電効果がないという利点があります。約 400nm から 4µm 以上までの良好な光透過性を特徴としており、キャビティ内レーザー動作にとって非常に重要な点として、1064nm の 1ns パルスで ~1GW/cm2 の耐電力を備えた光損傷に対する高い耐性を提供します。透過範囲は350nm~4500nmです。
RTP の利点:
高い繰り返し率での電気光学用途に最適な結晶です。
大きな非線形光学係数と電気光学係数
低い半波電圧
圧電リンギングなし
高いダメージ閾値
高い消光比
非吸湿性
RTP の適用:
RTP素材の特徴は広く知られており、
Qスイッチ(レーザー測距、レーザーレーダー、医療用レーザー、産業用レーザー)
レーザーパワー/位相変調
パルスピッカー
1064nmでの透過 | >98.5% |
利用可能な絞り | 3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15mm |
1064nmでの半波電圧 | 1000V (3x3x10+10) |
ポッケルスセルのサイズ | 直径20/25.4×35mm(3×3絞り、4×4絞り、5×5絞り) |
コントラスト比 | >23dB |
許容角度 | >1° |
ダメージ閾値 | 1064nm で >600MW/cm2 (t = 10ns) |
広い温度範囲にわたる安定性 | (-50℃~+70℃) |