エルビウムとイッテルビウムを共ドープしたリン酸ガラスは、その優れた特性により幅広い用途に使用されています。主に、目に安全な波長 1540 nm と大気中の透過率が高いため、1.54 μm レーザーに最適なガラス材料です。また、目の保護の必要性の管理が困難な場合や、必須の視覚観察が軽減または妨げられる場合がある医療用途にも適しています。最近ではEDFAに代わって、よりスーパープラスな光ファイバー通信に使用されています。この分野では大きな進歩が見られます。
Er 3+ および Yb 3+ がドープされたエルビウム ガラスで、高繰り返し率 (1 ~ 6 Hz) を必要とし、1535 nm レーザー ダイオードで励起されるアプリケーションに適しています。このガラスには高レベルのエルビウム (最大 1.7%) が含まれています。
Er 3+、Yb 3+、Cr 3+ がドープされたエルビウム ガラスで、キセノン ランプの励起を伴うアプリケーションに適しています。このガラスは、レーザー距離計 (LRF) 用途でよく使用されます。
基本的なプロパティ:
アイテム | 単位 | Er、Yb:ガラス | Er、Yb、Cr:ガラス |
変態温度 | ℃ | 556 | 455 |
軟化温度 | ℃ | 605 | 493 |
係数。線熱膨張係数(20~100℃) | 10‾⁷/℃ | 87 | 103 |
熱伝導率(@25℃) | W/m。°K | 0.7 | 0.7 |
化学的耐久性 (@100℃重量減少率蒸留水) | ug/hr.cm2 | 52 | 103 |
密度 | g/cm2 | 3.06 | 3.1 |
レーザー波長のピーク | nm | 1535年 | 1535年 |
誘導放出の断面積 | 10‾²°cm² | 0.8 | 0.8 |
蛍光寿命 | ms | 7.7-8.0 | 7.7-8.0 |
屈折率 (nD) @ 589 nm | 1.532 | 1.539 | |
屈折率 (nD) @ 589 nm | 1.524 | 1.53 | |
dn/dT (20~100℃) | 10‾⁶/℃ | -1.72 | -5.2 |
熱係数光路長の変化(20~100℃) | 10‾⁷/℃ | 29 | 3.6 |
標準ドーピング
バリエーション | エル 3+ | Yb 3+ | クロム3+ |
Er:Yb:Cr:ガラス | 0.13×10^20/cm3 | 12.3×10^20/cm3 | 0.15×10^20/cm3 |
Er:Yb:ガラス | 1.3×10^20/cm3 | 10×10^20/cm3 |